無事に終わりました
宮前中学校の2年生の学生さんの、
4日間の職場体験実習が無事終わりました♪
今年は女の子二人が来てくれました。
そのうち1人は3年前に来てくれた女の子の妹さんでした(^^)
お家のワンちゃんもワクチンなどで来てくれています。
今年で6年目
最初は男の子1人でした。
開業して1年で患者さんの数も少なく、
本当にうちでいいの?と聞きました。
始めは少しモジモジしていましたが(笑)5日間でみるみるうちに成長して、
とても明るく飼い主さんに挨拶ができるようになりました。
それからは女の子2人ペアで来ていただくことが多くなりました。
お友達と一緒だと緊張しにくいからかな?
今年の学生さんも、最初はとても緊張していたと思います。
でも最後は明るく笑ってくれました。
病院は、相変わらず患者さんの数は少なく(しかも11月なので^^;)、
大きな病院さんと比べると経験させてあげられることは少ないのですが、
その代わり、実践してもらうことをモットーにしています。
お薬を作ったり、患者さんにそれを手渡したり、
手術の見学もしてもらいました。
居候猫の健康診断はいつもこの時期です。
今いるガブ男くんは、
たぶん交通事故か何かで下半身不随になって今年の夏に運び込まれました。
飼い主さんを探しましたが見つからないので病院猫になりました。
ガブ男は自力でオシッコが出ないので、
学生さんに圧迫排尿の練習をしてもらいました。
ウンチも漏らしてしまうので、本名は「ダダもれガブ男」くんです・・・。
初日は尿がなかなか出なかったけれど、
最終日にはちゃんと出せるようになりました。
レントゲンも撮ってもらい、
定期チェックができました。
最後の日の今日は、
ガブ男の健康診断のための採血もしてもらいました。
採血は毎年恒例ですが、
最初に手製の模型?で説明&練習するだけで、
みんな本番はちゃんと成功するので感心しちゃいます。
ガブ男くんはかなり動くので大変だったと思いますが、
今年もちゃんと、二人とも採血できました!
しかもガブ男くん・・・最初は瀕死の状態で、
その後も芳しくない時期があり、
余り永くないかな・・・と思っていたのですが。
血液検査の結果は、悪かった数値が全て良くなっていて、
長生きしてくれそうな感じです(^^;)
あっという間に大人になります
最初に来てくれた学生さんは、もう20歳になっていると思います。
どんなお仕事をしているのかなぁと時々思います。
この病院は小さいけれど、
地域に社会貢献できることはあると思います。
特に、未来を担う子供たちに何か役立てるとしたら、
せめてこの職場体験実習の実習生を、
できるだけ長く受け入れて行きたいと思います。
楽しいことばかり教えてはダメだと思うけれど、
ここでの体験は修行ではないので、
子供たちにはまず人や動物と関わることの楽しさや、
普段触れない器具や道具に触れることの喜びを知って、
そこから将来の夢に発展させてほしいです。
毎年似たようなこと言ってる気がするけど、
私も心新たに頑張ります♪
今年もお疲れ様でしたm(__)m!