一昨年新たに加わった病院ファミリーです
病院の受付には海のお魚の水槽があります。すべて私が自分で磯から採取してきた子たちですが、実は2019年に別の家族が増えました。
2018年の6月末に病院で一緒に暮らしていた愛猫が突然他界し、あまりの悲しさにお知らせできずにいました。
その後は病院の休診日や重要なお知らせ以外は趣味のお話のブログを更新していなかったので、ちょっと久しぶりの投稿です。
2019年の7月末に大学時代の同級生宅で産まれ、私は直接お付き合いがなかったので別の友人からそのお知らせとともに里親募集があり、写真を見て一目ぼれしたので諸手を上げて9月にもらい受けました。
通常は病院の家族としてお披露目するところでしたが・・・。
家族になったのはヒョウモントカゲモドキです。
お母さんがスーパーハイポタンジェリンという色で、お父さんがホワイト&イエローグリーンタンジェリンという色らしいです。
ちなみにこの写真は生後3か月くらいのころ。
だんだんと体の模様が減り・・・
今は尻尾だけに模様が多く残ってこんな感じの色になっています。
自分の手首のシワが気になりますが(泣)。
人目に触れず飼育しています
お魚の水槽のように受付に飼育ケージを設置しようかと思いましたが、爬虫類が苦手な方もいるので私のデスク横においてバックヤードで飼育しています。
実はトリマーも苦手とのことで、見るだけは可愛いと思うようになってきた、と言っておりますが未だに触りません(^^;)
私はうちのトリマーには内緒で、いつかはヘビかカエルかカメなどを飼ってみたかったので、デスク横にそういうスペースを用意していました。
でも小型のヘビは飼育が難しそう(大型より餌が難しいらしい)でしたし、カメはリクガメが良かったんですが広さが足りなさそう(狭いとかわいそう)で、やっぱり無理かなあと思っていたところ友達がヒョウモントカゲモドキの里親募集をしているのを知りました。
ヒョウモントカゲモドキという生物はこの時初めて知ったのですが、繁殖させるほどエキスパートが身近にいるということ、声をかけてくれた友人も飼い始めて色々教えてくれたので、もし不幸にしてしまったらどうしようなどいろいろ悩みましたが勇気を出して希望の一歩を踏み出すことにしました。
体調を崩したことも・・・
餌はコオロギや時には稚マウス(ピンクマウス、もちろん冷凍ですが)なども食べるらしく、私はかろうじてコオロギなら生きていても死んでいても触れるので冷凍コオロギを使うことにしました(クモとGは無理です)。
留守の時に魚の世話を子供たちに頼むこともあり、トカゲモドキもお願いすることになったら恐らく生餌はNGだろうなと思い、冷凍のコオロギを取り寄せました。
ただ、次女はまぁまぁ虫オッケーなものの、お世話をするときにちゃんと来てくれるのは長女で虫が全く苦手なので、ゲル状の人工フードも試してみたところ問題なく食べてくれたため、これは良い!と思い与えていました。
飼育方法のサイトなどを見ると幼獣のころは食べるだけ食べさせて良いとかいてあったので、毎日毎日人工ゲルを与えていたのですが・・・。
時々下痢をしたりすることがありました。
たまたまだろうと思いましたがその後も時々下痢、さらには血便が見られ、ある日とうとう脱腸までしてしまいました。
原因はわかりません。
しいて言うならゲルが開封から時間がたっていたことくらい(開封後1か月が消費期限ですがそれよりも前)。
今思えば食べすぎ。
脱腸は早期発見だったので温浴しながら整復してなんとか事なきを得ました。
原因はわからないのですがその後は人工フードをやめ、ひたすらコオロギonlyにして友人のアドバイスからカルシウムとビタミンDのサプリを一緒に使用して、食べたものを出す(排泄する)までは次のご飯をあげないようにしました。
人工フードだと総合栄養食だったのでカルシウムなどの添加が必要ないのが楽でしたが。
コオロギはやはり友人に教えてもらった月夜野ファームさんの手足のない冷凍コオロギを与えています。
そんなわけで留守中の当番には長女だけでは不可能になり次女が必ず来るようになりました(^^;)
食べ方が面白い!
ヒョウモントカゲモドキの育て方の本や先人のサイトを見ていると、冷凍コオロギなど生きていない餌を与える時にはピンセットなどでつまんで生きているように動かす・・・などと記載されていますが、この子は人工ゲルでも食べてくれるような子なので、動いてなくても冷凍コオロギを勝手に食べてくれていました。
しかも、動いていないコオロギなのにむちゃくちゃ狙って食べるので、その姿がかわいらしくたまに動画を撮っていました。
そして今日、ちょっとマヌケな動画がとれてしまったので、久しぶりにYouTubeにアップしました。
もともとはワンちゃんや猫ちゃんのような「舌」の動きを撮りたくて撮影していたのですが、結果的になんとも情けない、マヌケな感じの微笑ましい動画になりました。
この子は同じ時に6匹生まれたらしいですが(もちろん卵です)、その中でもとてもちゃかしい・・・ほんとじっとしていない、ビビりなのか?というくらい俊敏な動きをする子で、友人も「珍しいけど、成長とともにゆっくりになるのでは」と言っていた子です。
餌の狙い方はどんくさいですが普段の動きはあいかわらず俊敏で、とりあえず冷え性の自分の手は温めてから触るようにして(変温動物なので)、最近ようやく数秒なら手に乗るようになりました(^^;)
いつか友人宅のようにケースから外にだして愛でてみたいものです。