犬もかかる レプトスピラ症とは?
お知らせが遅くなりましたが、カインズホームのカインズが運営するワンちゃんのための情報サイト「WanQol(ワンクォール)」に、6月12日に掲載された「犬もかかる レプトスピラ症とは? 雨の日の散歩や川遊びで気をつけたい感染リスク」の記事の監修を担当いたしました。

夏になるとワンちゃんを水辺で遊ばせたり、キャンプへ行く方も増えると思います。また、台風やゲリラ豪雨などで道路に水があふれることも。
レプトスピラ症はスピロヘータ目レプトスピラ属のらせん菌による細菌感染症で、自然界では主にネズミ、そして家畜(牛、馬、豚、羊、山羊)に加え、犬や人も感染する人獣共通感染症です。
保菌動物の尿中に排泄され、水中や水分を含む土壌で運動性を持ち、皮膚から入り込んで感染します。アスファルトの多い都心部では比較的発生は少なく散発的ですが、飲食店街ではネズミによる汚染があるため安心できません。
また、キャンプ場や公園などで湿った土壌や川、湖などのある場所では感染リスクが高くなり、大雨による増水や冠水でも注意が必要です。
人のレプトスピラ症は不顕性感染(感染しても無症状)や軽症のことが多いですが、重症化すると命に係わります。腎臓などに後遺症が出ることもあり、怖い一面がある感染症です。
犬では診断が遅れることもあり得ます。
犬のレプトスピラ症はワクチンにより感染リスクを下げることができますが、混合ワクチンのうち副反応が出やすいタイプになるので、打つことをためらう飼い主さんも少なくありません。
ただし感染リスクが高い生活圏に住んでいたり、キャンプや沢登りなどの趣味に愛犬を同伴させることが多い、飲食店街に犬とともに出入りするなど、飼い主さんの行動により犬の感染リスクを下げられない場合には、丸腰でいることは勧められません。
ワクチンによる副反応のリスクを無駄に負うものではありませんが、それはレプトスピラに対する感染リスクも同様です。犬は好き好んでそういった場所に行くわけではなく、もし危険地域に連れていくなら、常に飼い主さんが責任を負う必要があります。
知ってそうで知らないレプトスピラ症、ぜひ記事を読んでみていただければと思います。




