杉並区宮前にある動物病院|〒168-0081 東京都杉並区宮前1-4-6 | TEL:03-5941-7712

治療方針

主な診療動物


犬、猫を中心に診察をしています

病気になってからたくさんの検査や治療を考えるよりも、病院に来るときは健康診断や予防関連など元気な姿で来てほしいので、病気にならないような暮らし方をしてほしいと切に願っています。

もちろんどんなに気を付けていても病気になってしまう子はいますが、事故を防ぎ、人為的な病気を防ぐための基本的な飼育環境について常に提案していきたいです。


その他

院内では海水魚、淡水魚、蛙、ヒョウモントカゲモドキ、餌となる昆虫(ハウスクリケット、ホソワラジムシ)を飼育しています。

これらの生物の診察は行っておりませんが、飼育方法についてのアドバイスはできると思いますので、飼育で悩んだ方はご相談ください(あくまでもイチ飼い主としての経験からのアドバイスとなりますことをご了承ください)。

なお、彼らについても病気になりにくい飼育方法があると自負しています。生き物は全て「面倒臭がらないこと」が健康の秘訣かなと思います。

実は、人も同じですよね(自分で言ってて耳が痛い…)。


モノカの心構え


動物たちが本来持つ生命力を信じて、彼らが全力で生きていく本能をサポートしながら、惜しまない努力と愛情をもって診療にあたっています。

治療の選択肢に高度医療を受けられる病院さまへのご紹介も行っていますが、高額な治療は誰もが受けられるわけではありません。もちろん、高度医療を受けることで一命を取り留めることができるなら、なんとかして受けさせてあげてほしいとも思いますが、お金がかけられなくても大事にしていないわけではないのに、周りから心無い言葉を言われて辛い思いをした飼い主さんもいます。

いっぽうで、お金はあるのに使いたくないがために「痛いのはかわいそう」「できるだけ自然に」と言って、必要な手術を受けさせなかったりお薬を飲ませなかったりする人がいます。お金をかけられるけどかけたくないということも、それはその飼い主さんの方針であり我々がどうする権利もありません。

本心を隠してまるで愛情から治療を断念するような表現をするよりも、本当の気持ちを聞かせてほしいです。

例えお金をかけられなくてもできることはたくさんあるし、できるだけ痛くないように工夫してあげられることもあります。

できるだけ自然に…というのは何をもって「自然」なのかをじっくり聞かせてもらいます。自分だったらどうなのか、自分の家族だったらどうなのかなど。そのうえで自分ではなく相手に対してどう思うのか、ペットは言葉を発することができません。自分の意思を伝えることができません。

大切なのはペットが病気になったときや寿命が近づいたとき、彼らが何を望み、何を望まないかをいかに読み取りながら、飼い主さんのベスト、ペットにとってのベストをすり合わせていくことだと思います。

今、何をすればいいか、できることは何か。それらは日々変化していくので、その都度彼らの瞳を見て飼い主さんの意向に寄り添いつつ、行き過ぎた治療を行わないようにしたいです。

治療を拒絶するような子に無理矢理治療するよりも見守るほうが長生きするかもしれないし、飼い主さんたちの献身的な介護や愛情が薬以上の力を発揮することもあります。

ペットの性格を一番よく知っている飼い主さんとじっくり時間をかけて話し合い、ご希望があれば高度医療を受けられる病院へのご紹介も行います。

当院で治療可能な疾患や、二次診療をご希望にならなかった場合、あるいは治療法がない病気のケアなど、ご自宅で寿命まで無理なく介護を続けられるようサポートいたします。


病院からひとこと


  • 疑問や不安に思ったことは必ず相談してください。
  • 「ちょっと先生に聞いてみたい」と思ったときに、気軽に顔を出してください。
  • LINEやメール相談などは無料でご利用いただけます。お返事にお時間かかることはありますのでお時間に余裕のあるご相談にお勧めです。

インフォームドコンセント

インフォームドコンセントとは、

手術などに際して、医師が病状や治療方針を分かりやすく説明し、患者の同意を得ること

コトバンク

とされています。また、

正しい情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念。

ウィキペディア

とも言われるように、
しっかりとした情報を分かりやすく伝えた上で、患者さんの同意を得なくてはなりません。しかし、動物医療では患者さんは意思を示すことができないので、実際には飼い主さんと獣医師の間での同意ということになります。

  • できるだけ多くの情報をご提供できるよう努力しています。
  • 飼い主さんの納得がいくまでお話しします。
  • 処置や検査などについて、事前にご料金をお伝えいたします。

後悔しないために

大切なのは、ご家族が愛犬、愛猫のために選んだ道は、最善な方法であったと最後まで信じることです。確かにあとから考えればああすればよかった、こうすればよかったと思うかもしれません。でも、いちばん悩んだその時に考え抜いて決断した方針は、決して間違っていないのだと自信を持ってください。


日々の健康管理は飼い主さん、定期的な健康管理は動物病院へ


動物は自ら命を絶とうとすることはありませんが、かといって健康で長生きしようと思うこともありません。これは自明の理だと思ってます。

彼らはいつか来る寿命に向かって、与えられた命をひたすら生きるだけです。でも、喜びや悲しみはとてもよく感じ取り、大好きな飼い主さんとの暮らしが何よりの喜びです。だからできるだけその暮らしが長く続くように頑張ることがあり、余命を宣告されても驚くような生命力を見せてくれた子はたくさんいます。

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私たちは、飼い主さんと動物たちとの暮らしが幸せであるようにサポートします。でも日々の健康管理は飼い主さんの役目です。

食べる物も住む環境も、動物は飼い主さんを信じて与えられたものを受け入れます。そのことをいつも忘れないようにしてください。

多頭飼いや日中留守にしていることを、細やかな管理ができない口実にしてしまう方がいますが、彼らの一生をできるだけ素晴らしいものにしてあげようと努力することが飼い主さんの責任です。無理だとあきらめてしまわずに、個々の健康を把握するための工夫は色々あるとおもうので、やってみようという姿勢が大事だと思っています。

どんなに頑張って健康管理をして気をつけていても、病気になってしまったり不慮の事故や遺伝的な問題で障害を抱えてしまうこともあります。たとえそうなっても彼らなりの最高の生活ができるように、常にベストを尽くしてあげてほしいです。

いっぽうで、定期的な健康診断や、病気の治療は獣医師の役目です。どんな小さなことでも、気になることがあったらどうか動物病院へ足を運んでください。


犬用ワクチチェック導入しました


2018年4月より、当院ではワンちゃんの5種混合ワクチン追加接種について、接種する必要があるかどうかを判断できるワクチチェック(抗体検出検査)を導入することとしました。愛犬を伝染病から守るだけでなくワクチンによる副反応からも守るため、不必要なワクチンを減らす試みです。詳しくは犬用ワクチチェックの導入についてをお読みください。

投稿日:2015年11月17日 更新日:

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