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デジタルレントゲン

      2017/04/01


デジタルレントゲンを導入しました

 
昨年末に、念願のデジタルレントゲンが入りました。

富士フイルムのデジタルX線画像診断システム、「FCR」です。

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病院が狭いので機械がひしめき合ってます(^^;)

経済的な理由の他に、この狭さも導入を遅らせた原因かもです・・・。

一番左に見えるのがCRの本体で、右のパソコンがセットになっています。

 

フイルムカメラの時代には

 

ひと昔前、デジカメが世に出るまでは、

フイルムカメラを使って風景などの撮影をしたあと、

暗室でカメラ内部のフイルムを取り出し現像液に入れる作業が必要でした。

もちろん、カメラ屋さんがこれをやってくれるので、

個人で行うことは滅多にありません。

フイルムを一定時間現像液につけて撮影した画像が現れたら、

定着液に入れて現像を止め、ネガフイルムが完成します。

このネガフイルムから写真をプリントするわけです。

ネガフイルムはカラーが反転しています。

一方、リバーサルフイルム(ポジフイルムとも言われます)にすると、

写真の色がそのままフイルムに連なって作成されます。

これは講演会などでスライド投影する際に利用されますが、

写真家の中にはポジを好む方もいて、ダイレクトにプリントしたりするそうです。

スライド投影も現在では、

パソコンからプロジェクターを使って直接スクリーンに映し出されるようになったので、

リバーサルフイルムを見る機会は減りました(^^;)
 

レントゲンの現像って?

 

レントゲンも基本はフイルムカメラと同じです。

カセッテという板の中にフイルムを入れ、

撮影したい部位を乗せてエックス線を照射します。

その後の現像作業には、

暗室の中で現像液と定着液を使い手作業で現像する手現像と、

現像液と定着液が入った自動現像機という大きな機械を使って、

明るい部屋でもカセッテを差し込むだけで簡単に現像する方法がありました。

手現像では定着液後にフイルムを乾かす作業も必要です。
 

開業当時から手現像

 
当院は狭いこともあり、ランニングコストの面からも、

開業当初からアナログな手現像をしていました。

暗室に入ると15分ほどは作業にかかりきりになるため、

トリマーさんの手が空いているときはともかく、

私自身が暗室に入って現像してしまうと、

別の患者さんの診察をするということも不可能でした。

人数が少ないうえに手間のかかる作業をすることで、

患者さんをお待たせする時間が長くご迷惑をおかけしておりました。

 

デジタルレントゲンのしくみ

 
デジタルレントゲンはフイルムがありません。

イメージングプレートと呼ばれるカセッテのようなものの中に、

フイルムみたいなシートは入っていますが、

これを取り出すことはないし、

現像液や定着液を使った「現像」作業もありません。

プレートに撮影したい部位を乗せてレントゲンを照射すると、

内部のシートに情報が記録されます。

このデジタル情報を機械で読み取って、画像をパソコン画面上に出力します。

読み取りから出力まで1分くらいで終わります。
 
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待ち時間の短縮

 
撮影が終わったカセッテの内部情報を消去するのに2~3分かかりますが、

患者さんには影響のない時間なので、

検査結果をお伝えするのにお待たせする時間がとても短くなりました。

ちなみにCRとはコンピューテッドラジオグラフィの略で、

デジタルレントゲンにはCRの他にDR(デジタルラジオグラフィ)もあり、

DRには上の写真の本体が必要ありません。

Wi-Fiでデータをパソコンに直接転送することができるので、

もっともっと短い時間で画像を出力できるそうです(お値段も倍くらいしますが)。
 

病院側のメリット

 
患者さんをお待たせしないことも大きなメリットですが、

病院側としてのメリットが他にもあります。

読影に悩んだ時に大学の先生方や先輩方に診てもらうことが多いのですが、

今まではフイルムそのものを持参するか、

シャーカステンにレントゲンフイルムをかざして、

それをデジカメで撮影してメールで添付していました。

それが、CRの場合には画像をそのまま画質の良い状態で、

USBなどに取り込むことができるようになりました。

また、撮影に失敗した際にも簡単に取り直すことができるので、

正しいポジションできれいな画像を得ることができ、

患者さんに撮り直しのご料金の負担もなくて済みます。

読影はまだまだ勉強と経験が必要な私ですが、

撮影に対するハードルは低くなったので、

的確に活用していきたいと思います。

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